イラン、ロシア、トルコが、シリアでの安全地帯関連特別委員会の結成に合意
7月 06, 2017 18:46 Asia/Tokyo
カザフスタンのアスタナで開催されたシリア和平協議に参加したイラン、ロシア、及びトルコが、シリアでの安全地帯関連特別委員会の結成に合意しました。
イラン、ロシア、トルコは、この特別委員会に対し、シリアの4つの安全地帯の技術的な指標を決めるための権利を授与しました。
この合意により、専門家による次回の協議は8月1日と2日にテヘランで、そして第6回シリア和平協議は8月の最後の週にアスタナで開催されることになっています。
アスタナで開催されていた第5回シリア和平協議は5日水曜、終了しました。
ある情報筋は匿名で、トルコのアナトリア通信に対し、「アメリカは、シリア和平協議を失敗させ、これによって、この協議の代わりとして、ヨルダンの首都アンマンで協議を行う下地を整えようとしています。
今回のアスタナ協議でシリアの反体制派の代表団を率いるアフメド・アルベリ氏も、アメリカとヨルダンが反体制派に対し、アスタナ協議への不参加を求めていると語りました。
シリアでは、2011年以来、アメリカ、サウジアラビア、そしてこれらの国に同盟するトルコなどの国の支援を受けたテログループが、シリアの合法的なアサド政権を転覆するために、同国への大規模な攻撃を行ったことで危機が生じています。
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