イスラエル諜報機関モサド、「主なターゲットはイラン」
10月 03, 2017 19:47 Asia/Tokyo
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モサドのコーエン長官
シオニスト政権イスラエルの諜報機関モサドが、この組織の主要なターゲットはイランであるとしました。
シオニスト系の新聞エルサレム・ポストによりますと、モサドのコーエン長官は2日月曜、占領地イスラエルで、シオニスト政権のネタニヤフ首相が参列したある式典において、「イランはこれまでどおり、核能力の獲得という自らの理想を維持している」と語っています。
また、「イランは、中東地域において軍事作戦部隊の主導を継続しており、シリア及びレバノンとイスラエルの国境にこれほど接近したことはなかった」と述べました。

さらに、世界各国でモサドが多数のテロ活動を実行している事実を認め、「モサドは毎年、数千に上る作戦を実施しており、その一部は複雑で、各国の領内におけるものだ」としています。
モサドは過去30年間で、少なくとも16人のアラブ・パレスチナの指導者のほか、11ヶ国において多数の要人を暗殺しています。
近年におけるモサドによるテロの犠牲者には、イランの核科学者やチュニジアの航空産業の技術者などが含まれています。
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