自宅軟禁中のバーレーンの聖職者の健康状態が悪化
11月 27, 2017 19:41 Asia/Tokyo
自宅軟禁中のバーレーンの聖職者、イーサー・ガーセム師の健康状態が、人権団体やバーレーンのイスラム法学者が懸念するほど悪化しています。
アルアーラムチャンネルによりますと、バーレーンのイスラム法学者評議会のメンバーの聖職者によりますと、イーサー・ガーセム師の体重は、自宅軟禁により以前の半分に減少しており、医療措置が必要な状態にあるとしました。
また、政治活動家でもあるバーレーンの医師の一人は、「イーサー・ガーセム師は内蔵出血のために苦しんでおり、すぐに外科手術が必要な状態だ」と語りました。
情報筋によりますと、イーサー・ガーセム師の健康状態が悪化し、バーレーン政府は、人々やイスラム法学者の抗議により、やむなく厳戒態勢の監視下において、医師の診療に同意したということです。
バーレーン政府は、イーサー・ガーセム師の市民権を剥奪し、2016年6月から彼の自宅を包囲しており、金曜礼拝への参加も禁じています。
バーレーンでは2011年2月14日から、人々が政府に対する蜂起を開始しています。
バーレーンの人々は自由と公正の確立、差別の撤廃、選挙による民主体制の樹立を求めています。