拘束されたサウジアラビアの王族が10億ドル以上の保釈金を支払う

サウジアラビア当局が、拘束されたムトイブ前国家警備相が、１０億ドルの保釈金を支払った後に釈放されたと伝えました。

アルアーラムチャンネルによりますと、サウジアラビア当局は、アブドラ前国王の王子のムトイブ前国家警備相は、10億ドル以上にのぼる保釈金を支払ったため、3週間ぶりに留置場から釈放されたとしました。

先月、汚職対策を理由にしたサウジアラビア国王の指示で、サウジアラビアの閣僚や王族数十人が拘束されました。

イギリスの新聞ガーディアンなど、西側メディアは、これ以前に、最近のサウジアラビアにおける拘束事件は、拘束された個人の資産により予算を確保し、財政赤字を補填するために行われたと伝えていました。

多くの政治関係者は、サウジアラビア政府の王族の拘束は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の権力の強化のために行われたとしています。