トルコ大統領、「イスラエルの目的は、地域情勢の悪化」
12月 12, 2017 17:22 Asia/Tokyo
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エルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領が、「イスラエルの目的は、地域やパレスチナの状況を悪化させることだ」と語りました。
イルナー通信によりますと、エルドアン大統領は11日月曜夜、トルコの首都アンカラでロシアのプーチン大統領と会談したあと、記者会見し、「イスラエルは、最近の情勢を、パレスチナに対する圧力や暴力的な手段を強化する機会とみなしている」と述べています。
また、「道徳をわきまえ、良心のある人間なら、イスラエルの殺害行為に目を瞑り、無関心でいることは出来ないはずだ」としました。
さらに、「プーチン大統領とは、聖地エルサレムに関する最新情勢についても意見交換を行った」と語っています。

エルドアン大統領はさらに、「エルサレムをイスラエルの首都として正式に認めるというアメリカ政府の決定は、世界の人々の怒りに直面しており、この決定に世界のイスラム教徒はもとより、キリスト教徒やユダヤ教徒までもが不快感を抱いている」と語りました。
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