イラク首相、「国内に駐留するアメリカ軍の数を削減すべき」
3月 17, 2018 19:58 Asia/Tokyo
イラクのアバディ首相が、「イラク領内に駐留するアメリカ軍の数を削減する計画を立案した」と語りました。
ファールス通信によりますと、アバディ首相は16日金曜、アメリカのペンス副大統領と電話会談し、「アメリカの軍事顧問の数は、イラクの軍事・安全保障機関の警備を目的とした、技術、訓練の側面のみに限られる」と述べています。
また、「イラクの政情は、常に外国の内政干渉を阻止することを目的としている」とし、「イラクは、強力な軍事機関や軍隊を有しており、政府はその他の部門の強化を目指している」としました。
昨年末に、イラクにおけるテロ組織ISISの滅亡が宣言されたことで、イラクのメディアや要人、政党の多くはイラクでの有志連合軍の駐留の口実なくなったとし、主にアメリカ軍を初めとする外国軍のイラク撤退を求めています。
イラク議会も最近、同国政府に対し、有志連合軍のイラク撤退の段階的なスケジュールの決定を求めました。
複数の報告によれば、現在イラクにはおよそ9000人のアメリカ軍が駐留しているとされています。
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