2018年上半期でのパレスチナ人殉教者数は177人
7月 11, 2018 17:58 Asia/Tokyo
PLO・パレスチナ解放機構付属のある研究所が、2018年の上半期に関する報告において、この期間中における、パレスチナ国民へのシオニスト政権イスラエルの犯罪行為によるパレスチナ人殉教者の数を177名と発表しました。
パレスチナ情報センターによりますと、アブドッラー・フーラーニー・ドキュメンタリー制作研究所は、この報告において、今年の上半期だけで少なくとも2万人のパレスチナ人が負傷していることに触れ、「177人の殉教者のうち、25人はヨルダン川西岸、152人はガザ地区のパレスチナ人だった」と表明しています。
この報告ではまた、パレスチナ人殉教者のうち25人を子どもが占めているとし、「シオニスト政権軍は、この期間中、ヨルダン川西岸地域や聖地ベイトルモガッダス・エルサレム、そしてガザ地区の各地において、合計でおよそ3500人のパレスチナ人を逮捕しており、このうち647人が子供で68人が女性である」とされています。
この研究所はまた、シオニスト政権軍によりパレスチナ人の住宅232棟が破壊された事を指摘し、「およそ1万6000人のシオニスト入植者も、シオニスト政権を支持し、聖地にあるアクサーモスクに侵入し、イスラエル警察はパレスチナ人108人をアクサーモスクや聖地から追放した」と発表しました。
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