サウジアラビア国王の健康状態に対する危険視
9月 05, 2018 15:27 Asia/Tokyo
一部の情報筋が、サウジアラビアのサルマン国王の健康状態が危険な状況に陥っていると伝えました。
イルナー通信によりますと、ニュースサイトのタクティカル・レポートは、サルマン国王が医師の勧告により、先週水曜から公務を行っていないと伝えました。
サウジアラビアの王宮と近い関係を持つ一部の情報筋は、82歳のサルマン国王が喘息と過度の疲労に苦しんでいるなかでも、王権を手放そうとしていないと伝えています。
サルマン国王は、2015年、先代のアブドラ国王が死去したことにより王位につき、1年後、息子のムハンマドを皇太子としました。
この1年間、ムハンマド皇太子がその後継者となるためのあらゆる可能性が整えられ、サルマン国王はまもなく、ムハンマド皇太子に王位を譲ることになると考えられます。
アナリストは、サウジアラビアの経済政策や軍事政策における失敗、特に、長期にわたるイエメン戦争により、サルマン国王はムハンマド皇太子の王位継承を疑問視していると語っています。
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