欧州議会の議員らが、サウジ駐在EU大使の召還を要求
(last modified Tue, 13 Nov 2018 10:21:59 GMT )
11月 13, 2018 19:21 Asia/Tokyo
  • カショギ氏
    カショギ氏

欧州議会の議員56名が、サウジアラビア人の反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害事件をめぐり、同国駐在のEU大使の召還を求めました。

IRIB通信によりますと、欧州議会オランダ代表のMarietje Schaake議員は、ツイッター上のメッセーにおいて、「自分をはじめ、そのほかの55人の当議会の議員らは、EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表に宛てた書簡において、カショギ氏殺害やサウジアラビアによるそのほかの人権侵害を独自に調査する必要性に注目し、同国駐在のEU大使の召還を要請した」と語りました。

カショギ氏は先月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に来館し、その後行方不明となっています。

サウジアラビアは事件発生から18日後、国際社会の圧力に押された形で、カショギ氏殺害の事実を認めましたが、同氏が領事館内でのある人物との口論となり、衝突に発展して殺害されたと主張しています。

世界各国の政府関係者や複数の国際機関は、サウジアラビアのこの弁明を捏造されたものとみなしています。

 

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