イエメン西部フダイダで停戦開始
イエメンの各勢力によりスウェーデンで成立した停戦が、イエメン西部フダイダ港湾の現地時間で18日火曜未明、開始されました。
イルナー通信によりますと、国連のグリフィス・イエメン問題担当事務総長特使は18日、イエメンの抵抗軍とサウジアラビア主導のアラブ連合軍との間での停戦開始を発表しています。
アラブ連合軍の戦闘機は17日月曜、停戦の実施を前に3回にわたってフダイダ港湾を爆撃しました。
こうした中、イエメン革命最高評議会のムハンマドアリー・アル・フーシ議長は、フダイダ港湾での停戦成立を歓迎しています。
フダイダ港湾は、イエメンに人道支援物資を搬入する最も主要な拠点となっています。
4回目となるイエメン和平交渉は、今月6日からグリフィス特使の出席の下、スウェーデン・ストックホルムで開始され、今月13日にフダイダでの停戦に関する合意成立を持って終了しました。
サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦など数カ国の支援を得て。2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、全面的に封鎖しています。
この戦争で、これまでに1万4000人以上のイエメン人が死亡したほか、数万人が負傷、数百万人が難民化しています。
この戦争で、イエメンはさらに食糧や医薬品の深刻な不足の事態に遭遇しています。
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