レバノン・シーア派組織ヒズボッラー、「英はテロ支援国」
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ヒズボッラーのシェイク・ナイーム・ガーセム事務次長
レバノンのシーア派組織ヒズボッラーのシェイク・ナイーム・ガーセム事務次長が、イギリスによりレバノンのシーア派組ヒズボッラーがテロ組織に指定されたことに反応し、「イギリス自身は地域の諸国民に対するテロ組織の支援者、連合軍のメンバーである」と語りました。
イギリス政府は最近、テロ組織のリストにヒズボッラーを追加し、この組織がイギリス国内で活動することを禁じました。
ヒズボッラーは地域におけるアメリカ、サウジアラビア、シオニストの陰謀に対抗する上で、主要な役割を果たしています。
イルナー通信によりますと、ガーセム事務次長は1日金曜、「イギリスは、世界のいずれの国や勢力がテロリストの側についているか否かを判断する資格はない。それは、イギリス自体がシオニスト政権の支援国であり、タクフィール派テロ組織を後方支援しているからだ」と述べました。
また、「当組織は、自国民はもとより地域の諸国民から見ても、高潔なる抵抗戦線である。常に自由と尊厳、独立のシンボルとして認知されている」と強調しました。
さらに、「イギリスが当組織をテロ組織のリストに追加したことは、同国が暗黒の植民地時代の歴史の再現を狙っていることの現れである」と指摘しました。
シリア外務省も、イギリス政府がヒズボッラーをテロ組織に認定し、イギリスでの活動を禁止したことを非難しました。
イギリス野党労働党のコービン党首も、「イギリス政府がこのような行動に出た事は、レバノンの対外政策に悪影響を及ぼすだろう」と述べています。
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