過去4年間で、アラブ連合軍がイエメン国民に50万発の爆弾やミサイルを発射
3月 17, 2019 18:07 Asia/Tokyo
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イエメン
イエメン軍のヤフヤ・アルサリー報道官が、この4年間でサウジアラビアが主導するアラブ連合軍がイエメンに対し、25万回以上に渡る空爆を行い、この中で、同国の国民に50万発の爆弾やミサイルを発射していることを明らかにしました。
イルナー通信によりますと、同報道官はサウジアラビア主導のアラブ連合軍が、使用禁止の兵器である白リン弾を使用したことに触れ、「アラブ連合軍は、この4年間にイエメンに6000発以上のクラスター爆弾を投下した」と語りました。
クラスター爆弾は、2008年のクラスター爆弾禁止条約の採択により、使用が禁止されています。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、1万6000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、また数百万人が難民となっています。
この攻撃でさらに、イエメンは食糧や医薬品の深刻な不足に直面しています。
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