国連、「サウジ皇太子のカショギ氏殺害への関与を裏付ける証拠」
6月 20, 2019 16:47 Asia/Tokyo
国連特別報告者のアグネス・カラマード氏が、「サウジアラビアのムハンマド皇太子と同国の政府高官らは、同国の反体制派ジャーナリストであるジャマール・カショギ氏の殺害に関与していた」と語りました。
ジャマール・カショギ氏は昨年10月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館内で、サウジアラビアから派遣された要員らにより惨殺されました。
フランス通信によりますと、国連の独立専門家として、司法手段を経ていない処刑の問題に取り組んでいるカラマード特別報告者は19日水曜、国連のグテーレス事務総長に対し、カショギ氏殺害へのムハンマド皇太子の関与に関する、国際的な調査命令を出すよう求めました。
トルコのチャブシオール外相は、カラマード氏の提案を歓迎しています。
カラマード特別報告者はまた、アメリカ政府に対しこの殺害に関するFBI米連邦捜査局による本格的な捜査の開始を求めました。
加えて、「サウジアラビア政権は、イスタンブールのサウジ総領事館における外交特権の乱用に関して、トルコ政府に謝罪すべきだ」と述べています。
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