シリア軍がISISの拠点を攻撃
4月 06, 2016 20:33 Asia/Tokyo
シリア空軍の西部ホムス郊外への空爆により、テロリスト数名が死亡しました。
アルハバリーヤテレビによりますと、シリア空軍は6日水曜、ホムス郊外とパルミラ東部にあるISISの拠点と軍需品を爆撃し、これにより、テロリスト多数が死亡、彼らに大きな被害が出ました。
シリア空軍はさらに、ラッカ南西部の空港にあるISISの拠点を攻撃しました。
また東部デリゾール空港の防衛部隊の攻撃でも、テロリスト数十名が死傷しました。
こうした中、テログループは5日火曜、ミサイル数発をアレッポ市に向けて発射し、この攻撃の中で少なくとも民間人20人が死亡、50人が負傷しました。
2月27日のシリアの停戦確立後も、何度も停戦違反が行われています。
こうした中、シリア外務省は5日、国連事務総長と安保理議長に個別に書簡を送り、「安保理は、シリアのテログループを支持する政府と政権に対し、必要な抑止措置を講じるべきだ」と強調しました。