パレスチナ抵抗組織ハマス、「テロ組織リストにイスラエルを追加すべき」
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パレスチナ抵抗組織ハマス
パレスチナイスラム抵抗運動ハマスが、「パレスチナ・ガザ地区国境付近での、平和的な祖国への帰還の権利デモ参加者を標的にした犯罪行為の全責任は、シオニスト政権イスラエルにある」と非難しました。
パレスチナ情報センターによりますと、ハマスのカシム報道官は6日金曜、「イスラエルは、意図的に祖国帰還の権利デモの参加者らを銃撃している」と指摘し、強く非難しました。
また、「イスラエル政府はテロ組織リストに追加され、政権の首脳陣は戦争犯罪人として訴追されるべきだ」としました。
さらに、「シオニスト政権の犯罪をもってしても、パレスチナ国民は決して、自らの領土や聖地(エルサレム)の奪還、自由獲得に向けた闘争をやめることはない」と強調しています。
6日金曜にガザ地区で実施された、通算73回目となる「祖国への帰還の権利」デモにおいて、シオニスト政権軍がパレスチナ人抗議者に向かって発砲し、パレスチナ人2人が殉教、ほか70人が負傷しました。
祖国への帰還の権利を訴える平和的なデモ行進は、昨年3月30日以来、13年間にわたるガザ地区封鎖の解除、及び在イスラエル米大使館をテルアビブから聖地ベイトルモガッダス・エルサレムへ移転させるなど、これらへの抗議行動として毎週開催されています。
これまでデモの中で320人を超えるパレスチナ人が殉教、3万1000人以上が負傷しており、これらの負傷者のうち500人以上が重体、重症とされています。
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