シリア軍が、国境地帯の2州に軍を配備
10月 28, 2019 19:08 Asia/Tokyo
クルド人武装勢力の撤退を受け、シリアは同国北東部に軍を展開、トルコとの国境地帯に兵士を配備しました。
ファールス通信によりますと、シリア軍は27日日曜夜、シリア北部ハサカ州タル・タムル(Tall Tamr)及びアッダルバスィヤ(Ad Darbasiyah)の2つの市に兵を配備、地元住民の歓迎を受けました。
シリア軍はアッダルバスィヤに配備された後、同市の東に30キロ離れた町アムダに戦闘部隊を派遣しました。
また27日午後、シリア軍の部隊の一部がトルコとの国境付近の町ラアス・アルアインにある4村落に配備されました。
シリア軍のハサカ州入りは、シリア政府と同国クルド人勢力との合意によるものです。
ファールス通信によりますと、シリア外務省は27日、同国クルド人武装勢力がシリア軍との事前の打ち合わせ通りトルコとの国境から30キロの地点まで退却したことから、「もはやトルコ軍はシリア軍事侵攻の前提を失った」としています。
トルコ軍がシリア北部を攻撃した後、シリアのクルド人武装勢力・シリア民主軍の部隊は同国政府に対し、シリア北部地域を制圧し、彼らをトルコ軍の攻撃から守るよう要請していました。
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