イラン革命防衛隊司令官の暗殺
イラク議会が、同国からの米軍撤退案を可決
1月 06, 2020 07:06 Asia/Tokyo
イラク議会が5日日曜、採決を行い、同国からアメリカ軍を撤退させる法案を可決しました。
ファールス通信によりますと、イラク議会は5日日曜、米軍撤退案の可決要求および、同国軍が最近イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とイラク民兵組織のアブーマハディ・アルムハンディス副司令官の殺害にイラク領を利用した事を受けて、緊急会議を開催しました。
議員らは、この会議の冒頭で「アメリカに死を」、「シオニスト政権イスラエルに死を」とのスローガンを唱えました。
また、すでに辞任を表明している同国アブドルマハディ首相は、今回の採決において、米軍の即時イラク撤退を求めています。
さらに、「イラクの民兵組織ハシャド・アルシャビは、わが国の治安システムの一翼を担う」とし、同民兵組織を狙った米国の攻撃を非難しました。
そして、テロ組織との戦いに果たすイランの役割を賞賛し、「イランはこの数年間、イラクにいるテロ組織ISISとの戦いに効果的な役割を果たしてきた。テロリストへの対処においてイラクの国民と治安部隊を支援してきた」と語りました。
米軍は3日未明にテロを挙行し、イラク・バグダッド空港付近においてソレイマーニー司令官とアブーマハディ・アルムハンディス副司令官が乗った車両を空から攻撃、この中で両名を含む10名が殉教しました。
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