PLO議長がパレスチナ指導者緊急会議を招集
1月 28, 2020 18:49 Asia/Tokyo
パレスチナ・イスラエル問題の一方的な解決案である「世紀の取引」の発表を前に、PLOパレスチナ解放機構執行委員会のアッバス議長が緊急会議開催を要請しました。
ファールス通信によりますと、アッバス議長はパレスチナの指導者たちに対し、現地時間28日火曜午後、パレスチナ自治政府のあるラマッラーで緊急会議を開くよう要請しました。
同議長はこれ以前に、「聖地ベイトルモガッダス・エルサレムを首都とするパレスチナの独立国家承認をはじめとしたパレスチナの人々の要求が実現されない限り、どのような取引も受け入れない」と語っています。
アメリカのトランプ大統領は、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相やベニー・ガンツ政党連合「青と白」共同代表と会談の後、28日火曜に「世紀の取引」の詳細を公表する予定です。
アメリカおよびシオニストが計画した「世紀の取引」案では、イスラエルの占領下にある聖地ベイトルモガッダス・エルサレム全域とヨルダン川西岸に現在存在する入植地がシオニスト政権イスラエルに与えられ、他国に移住しているパレスチナ難民の祖国帰還の権利は認められないとされています。
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