サウジ主導アラブ連合軍が、イエメンへの燃料と食糧を運ぶ13隻の船を拿捕
2月 02, 2020 15:45 Asia/Tokyo
紅海沿岸のイエメン・フダイダ港湾当局が、サウジアラビ主導のアラブ連合軍が同港近海で燃料と食糧を積載した13隻の船を拿捕し、フダイダ港への船舶の着岸を妨げていると報じました。。
イエメンのアル・マシーラテレビによりますと、フダイダ港湾当局は1日土曜夜、サウジ主導のアラブ連合によって拿捕された船舶は161,000トンを超える石油関連品、約8,500トンの天然ガス、および6万8130トンの食糧を積載していたと述べました。
拿捕された船舶は国連によって認可を受けていますが、アラブ連合軍は、イエメン市民に圧力をかけること目的に、フダイダ港にこれらの船舶を着岸させないよう拿捕しました。
2018年12月13日、スウェーデンの首都ストックホルムで開催されたイエメン和平協議で、イエメン政府とイエメンのシーア派組織アンサーロッラーは、フダイダ州とイエメン西部タイズ州での停戦をめぐって合意に達しましたが、サウジアラビアの介入によりこの合意は実施されていません。
国連世界食糧計画(WFP)は最近、1200万人のイエメン市民が飢餓に瀕していると発表しています。
サウジアラビアとその同盟国によるイエメンでの破壊的な行動により、同国は食糧と医薬品の深刻な不足に陥っているのみならず、これまでに16,000人以上のイエメン人が殺害され、数千人が負傷しています。
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