サウジアラムコ社の株価が下落
3月 09, 2020 07:07 Asia/Tokyo
報道各社が、OPEC石油輸出国機構による今月6日の協議の決裂を理由に、サウジアラビアの石油企業・サウジアラムコ社の株価が低下したことを明らかにしました。
6日金曜にオーストリア・ウィーンで行われたOPEC加盟国と非OPEC主要産油国による共同会合(OPECプラス)において、ロシア政府は新型コロナウイルス流行を理由とした産油量の追加削減に反対しました。
これにより、3年間続いていた石油需要供給バランス維持を目的とするOPEC・ロシア間の産油量削減に関する合意は、期限を迎え終了しました。
この新合意決裂により、原油価格は9%下落して1バレルあたり45ドル49セントとなりました。
ロイター通信は、「8日日曜、サウジアラムコ社株はいずれも8ドル以上で取引されたが、これは昨年12月に同社が初上場して以来最低水準となっている」と報じました。
この報道によれば、サウジアラムコ社株は今年に入ってから、また新型コロナウイルス蔓延とともに、これまで11%以上値下がりしています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj