テロとの戦い
イラク・KDP党首、「故ソレイマーニー司令官はISISとの戦いでクルド人を助けた初の人物だった」
4月 11, 2020 15:32 Asia/Tokyo
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バルザニ氏
イラク領クルディスタン自治政府・クルディスタン民主党(KDP)のバルザニ党首が、「先にアメリカの空爆により殉教したイランイスラム革命防衛隊のソレイマーニー司令官は、テロ組織ISISとの戦いでイラク・クルド人自治区を支援した初めての人物だった」と語りました。
バルザニ氏は10日金曜、アラブ首長国連邦ドバイに本拠地を置く西アジア・北アフリカ向けアラビア語放送局MBCのインタビューで、「ISISがイラクを攻撃し、クルド人自治区に迫っていた時期に、故ソレイマーニー司令官は我々に連絡を取り、支援の用意を表明した初の人物だった」と述べました。
また、「この連絡があった翌日、イランはイラク・クルド人自治区向けに武器を搭載した2機の航空機を送り込んだ」としました。
ソレイマーニー司令官とその同行者ら10名は今年1月3日、イラク・バクダッド空港付近で米軍無人機の空爆により暗殺され、殉教しました。
当時ソレイマーニー司令官は、イラク政府の正式な招待により同国を訪問中でした。同司令官は西アジア地域に展開するISISを初め、テロ組織やタクフィール派組織との戦いで多くの功績を残しています。
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