視点;世界ゴッツの日ー抑圧されたパレスチナ国民との世界規模の連帯の日
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世界ゴッツの日
毎年、イスラム教徒の断食月であるラマザーン月の最後の金曜日は、世界ゴッツの日に制定されています。
現在まで70年近くにわたり、パレスチナとそのほかのイスラム圏の領土がシオニストに占領されたままとなっています。
これらの年月を通して、パレスチナの人々は難民となったり、あるいは被占領地域において激しい差別や迫害を受けたり、さらには全面的な封鎖下のガザ地区に置かれることとなりました。
しかし、占領されている聖地ベイトルモガッダス・エルサレムは、単なる聖地のシンボルではなく、イスラム教徒の団結の枢軸という位置にあります。
このため、パレスチナ問題はイスラム世界の第1の課題とされているのです。
1979年のイランイスラム革命の創始者ホメイニー師は、ラマザーン月最後の金曜日を世界ゴッツの日に制定し、これが聖地とパレスチナ国民の救済のための転換点となることを目指しました。イスラム共同体の運命に対するホメイニー師の深遠な世界観のもと、またこの事実を強調することにより、世界ゴッツの日は、国際的なシオニズムや覇権主義に対し、世界のイスラム教徒や、他者に隷属しない自由を求める人々が、抑圧されたパレスチナ人の権利のために立ち上がり支援する日となりました。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、パレスチナおよびイスラム世界の団結を基本的な課題とみなし、「現代のイスラム世界は、根本的で重要な課題において効果的な役割を果たす必要があるとともに、過去数十年間の苦い経験、および超大国の占領やその長期的な悪影響の繰り返しを許してはならないと語りました。
また、パレスチナ問題をイスラム世界の最優先課題だとし、「パレスチナ問題においては、領土の占領、数百万人の人々の集団追放、そして「虐殺と大規模な人道犯罪という3つの出来事が発生しており、このような暴虐は歴史上例がない」と述べています。
イスラエルは、1948年の成立後常に次のの2つの目的を追求してきました。
第1の目的は、占領者であると同時の合法性の獲得です。しかし、この目的は実現されませんでした。それはパレスチナ人の抵抗がシオニスト政権イスラエルの合法性に疑問を突きつけているからです。
また、第2の目的は、イスラム教徒にとって初の礼拝の方向を示すキブラである聖地の占領、並びに聖地やパレスチナ領土から、イスラムのアイデンティティを喪失させることにあります。
抑圧されたパレスチナ国民や、シオニストからの聖地の解放を支持するイランイスラム革命運動は、毎年の世界ゴッツの日の大行進をはじめとする様々な方法を通して、日々強まり影響力を増しています。この運動の継続により、より大きな変革に向けた抵抗の下地が整ってきているのです。
世界ゴッツの日の制定というホメイニー師のイニシアチブは、制定から40年を経てその価値ある効力を表してきました。
聖地に関するホメイニー師の戦略は、西側諸国やアメリカ、そしてイスラエルやこれらに従属するそのほかの政権による、パレスチナ・聖地問題の矮小化や、アラブ・イスラエル間の相反の誇張を許さず、またその醜悪な役割を果たさせないことになります。
まさに、このために世界ゴッツの日の大行進は、圧制の否定や抑圧された人々への支持、さらには強奪的なシオニスト政権の存在の否定を伴うものとなっています。今年も、新型コロナウイルス対処に向けた保健衛生プロトコルを遵守した上で、イスラム教徒としてそして人間としてのこの一大義務が怠りなく履行されると思われます。そして、聖なるラマザーン月の最後の金曜日には、これにちなんだ特別な催しが実施されることになっています。
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