パレスチナ自治政府議長 「米やイスラエルとのすべての合意は無効に」
(last modified Wed, 20 May 2020 12:04:24 GMT )
May 20, 2020 21:04 Asia/Tokyo
  • アッバス議長
    アッバス議長

パレスチナ自治政府のアッバス議長が、同国がアメリカおよびシオニスト政権イスラエルと結んだすべての合意について、今後守るつもりはないと表明しました。

20日水曜、IRIB通信が伝えたところによりますと、アッバス議長はイスラエルがパレスチナ・ヨルダン川西岸地域の併合を画策した後、「PLOパレスチナ解放機構と自治政府はもはや、米国およびイスラエルとのいかなる合意も遵守することはない」と表明しました。

同議長は、パレスチナの人々に対しこれまでに行われた圧政行為は米国に責任があると非難し、「米政府は、シオニスト政権による強奪の共犯者だ」と強調しました。

シオニスト政権イスラエルは先日、ヨルダン川西岸地域にある複数の地域を同政権の占領地へ併合する計画について、今年7月から実施することで合意しました。この併合計画には、同地域の面積30%以上にあたる部分が含まれています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://urmedium.com/c/japaneseradio

https://www.youtube.com

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

 https://soundcloud.com/user-614960283