サウジ連合軍が、食料を積んだイエメン船20隻を足止め
May 26, 2020 18:08 Asia/Tokyo
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食料や燃料が積まれたイエメン船舶
サウジ主導アラブ連合軍が、食料や燃料が積まれたイエメン船舶20隻を、サウジアラビアのジーザーン港で足止めしています。
イエメンのアルマシーラ・テレビは、同国西部フダイダ港の責任者が、サウジ主導アラブ連合の海軍により食料や燃料50万トンを運ぶイエメン船舶20隻以上が足止めされていると発表したことを報じました。
イエメンの石油会社 Yemeni Petroleum Companyの広報担当者Amin al-Shabati 氏はこれより前、新型コロナウイルス感染拡大にもかかわらず、サウジ主導アラブ連合軍が依然として、石油製品や食料を運ぶ船を海上で襲い、強奪行為を続けていると述べています。
同氏はまた、新型コロナウイルス危機の中でのイエメン国民に必要な基本的社会サービスの遮断の全ては、国連とサウジ主導アラブ連合に責任があることを強調しました。
WFP国連世界食糧計画も先日、イエメンで1200万人の人々が飢餓の危険の一歩手前にあると発表しています。
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