イラク軍報道官「テロ対策に外国軍は不要」
6月 08, 2020 17:09 Asia/Tokyo
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イラク軍のヤフヤ・レスル報道官
ファールス通信によりますと、イラク軍のヤフヤ・レスル報道官は、テロとの戦いに外国軍は一切不要だ、としました。
レスル報道官は7日月曜、レバノンのアルマヤーディンテレビのインタビューで、イラク軍は自国の主権を防衛する力があるとし、「テロ組織ISISは軍事面で打倒されているものの、同組織の残党が一部のテロ作戦を行っている」と語りました。
また、「シーア派民兵組織ハシャド・アルシャビはイラク軍の一翼を担っており、政府軍を支援する組織だ」としました。
ISISはこの1、2年、イラクでの活動が沈静化していましたが、ここ数週間は再び北部、西部、東部地域で散発的にテロを行なっています。
イラクの政治指導者らの一部は、ISISの最近の活動に反応し、「この活動は米国の煽動により、イラクでの米軍駐留の継続を目的に行われている」とし、このテロ組織への対抗に向けた安全保障計画の見直し及び情報活動や国境警備の強化、ISIS残党の一掃を求めています。
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