イエメン戦争
コロナ禍の中、サウジ軍が300ヶ所以上のイエメンの医療機関を破壊
6月 21, 2020 22:12 Asia/Tokyo
イエメン保健相は、ここ数週間、新型コロナウイルスの感染拡大とともに、イエメンの300か所を超える病院や医療機関がサウジアラビア主導のアラブ連合軍の標的となっているとしました。
イエメンのアルマシーラ・テレビによりますと、イエメンのムタワケル保健相は21日日曜、「この期間中、数百台の救急車もアラブ連合軍の攻撃の対象となっており、それにより多くの民間人が殺害されている「と語りました。
そして、サウジ主導アラブ連合が占領している地域の衛生状態は非常に劣悪であると述べ、「これら地域に住む市民は適切な医療サービスへのアクセスを奪われている」と述べました。
また、「国連が創設した『医療のための空の架け橋』は真っ赤な嘘であり、これまでに50人の患者しか海外に搬送していない。現在、数千人に上るイエメン人患者が治療のために海外に搬送される必要があると強調しました。
国連のグテーレス事務総長は最近、サウジアラビアを子どもの権利侵害者リストから削除しました。
サウジアラビア主導アラブ連合は2015年3月26日にイエメンへの攻撃を開始しています。
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