米国の西アジアからの撤退;イランのエリートグループが西アジアの政治活動家へ宛てた書簡の内容
-
米国の西アジアからの撤退
イランの知識人、大学及び神学校のエリートらのグループが、西アジアの政治、社会活動家へ宛てた書簡の中で、この地域からアメリカを撤退させるための専門的な戦略の交換を求めました。
4,000人以上のイランの大学および神学校関係の知識人らは、22日水曜に発表された西アジアの社会政治活動家への書簡で、「テロとの闘いおよび、イラクとアフガニスタンへの軍事攻撃による民主主義の促進を口実とした米国の地域への駐留は、数百万人の殺害、何十億ドルもの資源の略奪、分裂、情勢不安、内戦、経済的依存、そして国家の崩壊を西アジアの人々にもたらしただけだった」としました。
この書簡では、傲慢な米国の覇権からの完全な解放には、障害、困難、圧力が伴うだろうとし、「国民の最も重要な武器は団結と連帯であり、地域の人々は自国の独立と主権を維持すると同時に、西側メディアの分裂を誘う陰謀や対立点に注意を払うことなく、より沿い合うべきだ」と記されています。
また、なるべく早いうちの、地域からの米軍の撤退を促進するための専門的戦略の交換を目的とした定期的な会議の開催、そして学術、テクノロジー、金融、経済、メディア、観光、軍事、安全保障の分野での多国間協力の土台構築のため、地域の様々な諸国のエリート、知識人で構成される委員会の開催を提案しています。
西アジアの社会、政治活動家へのこの書簡でさらに、イランの大学関係のエリートらは、「この交流は、必ずや地域の人々をこれまで以上に強化し、事前に仕組まれた陰謀から彼らを守ることができる」と強調しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/