サウジ連合軍の戦闘機が、イエメンの一部を空爆

8月 18, 2020 18:40 Asia/Tokyo

サウジアラビア主導アラブ連合軍の戦闘機が、イエメン3州の一部を攻撃しました。

イエメンのアルマシーラチャンネルが18日火曜に報道したところによりますと、アラブ連合軍の戦闘機が、自らが主張した停戦に違反を続け、イエメン北部ジャウフ州、中央部マアリブ州、西部フダイダ州の住宅地を空爆し、これにより、これらの地域に被害が出ています。

イエメン紅海港湾庁も、アラブ連合軍によるイエメン諸港への攻撃が始まって以来、イエメンは総額の20億ドルを超える被害が受けている、と報告しました。

サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦、その他複数国の支援を受けて、２０１５年３月からイエメンを軍事攻撃し、同国を全面的に封鎖しています。

この戦争により、これまでに１万６０００人以上のイエメン人が死亡したほか、数万人が負傷、さらに数百万人が住む家を失っています。

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