レバノン・シーア派組織、「米は地域で戦争を扇動」
8月 23, 2020 19:46 Asia/Tokyo
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レバノンのシーア派組織ヒズボッラー事務局長のセイエド・ハサン・ナスロッラー氏
レバノンのシーア派組織ヒズボッラー事務局長のセイエド・ハサン・ナスロッラー氏が、「アメリカは地域で戦争を煽っている」と強調しました。
IRIB通信によりますと、ナスロッラー事務局長はイスラム暦モハッラム月3日を明日に控えた夜の演説で、「アメリカをはじめとする西側諸国や一部のアラブ諸国は、地域の内政に干渉している」とし、アメリカに対し、同国がなぜ他国の内政に干渉する権利があるとして不公正を拡散するのか、その一方でなぜ我々や他者が地域の諸国民に助力する権利がないとするのか、との疑問を投げかけています。
また、「アメリカは、戦争を起こせる状態にあり、イエメンやそのほかの地域で子供を殺傷する権利がある、と思い込んでいる。しかし誰もこうした侵略行為を一言でも非難できないのが現実だ」としました。
そして、「アメリカこそ、世界の諸国民にとって最大の問題であり、世界の平和と安全にとっての最大の脅威だ」と指摘しました。
さらに、「地域の真の災厄の種はシオニスト政権イスラエルである」とし、「シオニスト政権と対抗しようという者は誰でも、パレスチナの歴史やこの地に関して知っておく必要がある」と述べました。
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