パレスチナ・アッバス議長、「イスラエルとの関係正常化は地域の平和につながらない」
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パレスチナ自治政府のアッバス議長は、アラブ諸国とシオニスト政権イスラエルとの関係正常化は、地域の平和実現につながることはない、としました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 26, 2020 19:05 Asia/Tokyo
  • パレスチナ自治政府アッバス議長(右)
    パレスチナ自治政府アッバス議長(右)

パレスチナ自治政府のアッバス議長は、アラブ諸国とシオニスト政権イスラエルとの関係正常化は、地域の平和実現につながることはない、としました。

イルナー通信によりますと、アッバス議長は25日火曜、ヨルダン川西岸ラマッラーで、イギリスのドミニク・ラーブ外相と会談し、「シオニスト政権がパレスチナの土地の占領行為を終わらせず、パレスチナ国民が自由や独立を獲得できない限り、地域に平和や安定が実現することはない」と語りました。

また、「各国がパレスチナを独立国家として正式に承認する時期が来ている。そうなれば、結果として平和や正義の実現を促すことになる」と強調しました。

米トランプ大統領の仲介により、UAEアラブ首長国連邦とシオニスト政権イスラエルは、今月13日、関係正常化に合意しましたが、この合意はパレスチナの各勢力を初め、地域諸国や政界の多くの要人の反発を引き起こしています。

この合意を批判する人々は、UAEの行動をパレスチナの理想への裏切り、と断じています。

 

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