対サウジアラビア外国投資が減少
9月 23, 2020 20:43 Asia/Tokyo
サウジアラビアへの外国からの投資が3年連続で減少している中、同国の政府関係者は、この問題の原因を世界規模での新型コロナ禍の影響だとしています。
イルナー通信によりますと、サウジアラビアのハーリド・アル・ファーレフ投資相は22日火曜、新型コロナウイルスの流行が原因で世界全体で通商・投資が減少しているとし、わが国は外国からの直接投資の減速という状況に遭遇している」と説明しました。
例年なら、数百万人の巡礼者を迎えるメッカ巡礼ですが、今年は大幅な人数制限を行なったため、サウジアラビアは財政面で大きく圧迫されました。同大臣は、コロナウイルスの流行や原油価格の低下に注目し、「金融危機に直面しているため、わが国は縮小財政計画を実行し、ガソリンを値上げする以外に方法はない」としています。
その一方で、サウジアラビアは、イエメンなど地域レベルの戦争に長く参戦しており、また同国の政治的安定が混乱する危険性も指摘され、資産家は、サウジに投じている資本を回収する考えを示しています。
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