イラク・シーア派政党代表、「軍司令官テロ暗殺への最大の報復はイラクからの米軍追放」
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イラクからの米軍追放
イラクのシーア派政党である「法治国家連合」のアーリーア・ナスィーフ代表が、「米軍のイラク追放こそ、軍司令官らのテロ暗殺という米軍の犯罪に対する最大の報復である」と強調しました。
去る1月3日、イラク政府関係者の正式な招聘により同国を訪問中だったイランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のガーセム・ソレイマーニー司令官は、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官やほかの同行者ら8名とともに、イラク・バグダッド空港付近にて、米テロリスト占領軍の空爆によりテロ暗殺され、殉教しました。
アメリカによるこのテロ犯罪を受け、イラク議会はこの事件から2日後、アメリカをはじめとする多国籍軍の国外追放案を可決しました。
イラク議会のナスィーフ・法治国家連合代表は、「ソレイマーニー司令官およびアルムハンディス副司令官のテロ暗殺への反応は、米占領軍のイラクからの追放という形で知らしめるべきである」と述べています。
また、「占領軍のイラク追放は、宗教上および倫理上の一義務である」としました。
この数日、イラク議会の議員らの一部は、アメリカ軍のイラク追放を再提起し、しきりに議会でこの問題を追及しています。
また、別の報道によりますと、イラク南部で20日日曜、移動中だった米テロリスト軍所属の軍需物資支援団の一行が襲撃されたということです。
イラクでは最近数ヶ月間において、アメリカの軍事基地や移動部隊が何度も襲撃されています。
イラクの国民の大半や団体・組織は、同国からの米軍の撤退・追放を求めています。
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