イラク民兵組織、「ISISとの戦いで米主導有志連合軍から一切支援受けず」
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イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのマタル・アルアワーディ書記が、「わが国は長年にわたるテロとの戦いや、国内諸都市の解放に際して、テロ組織ISIS対抗を目的とした米主導国際有志連合軍を全く利用しなかったばかりか、逆に同連合による被害をこうむった」と語りました。
(last modified 2025-06-25T12:06:53+00:00 )
1月 09, 2021 18:30 Asia/Tokyo
  • イラクによりのISISとの戦い
    イラクによりのISISとの戦い

イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのマタル・アルアワーディ書記が、「わが国は長年にわたるテロとの戦いや、国内諸都市の解放に際して、テロ組織ISIS対抗を目的とした米主導国際有志連合軍を全く利用しなかったばかりか、逆に同連合による被害をこうむった」と語りました。

ハシャドアルシャビの情報サイトによりますと、マタル・アルアワーディ書記は8日金曜、同組織のアルムハンディス副司令官およびイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官の殉教1周年記念大会において、「アメリカとシオニスト政権イスラエルは、当民兵組織の武器弾薬庫や拠点のすべてを標的にしていた」と述べています。

また、「イスラエルは、アメリカおよび国際有志連合軍の面前で、テロとの戦いの中、自国を防衛していたイラク人青年らに対する残忍な犯罪を引き起こした」としました。

さらに、「イラク・バグダッド空港での犯罪、イラク国家主権の侵害、当民兵組織及びイラク軍のへ攻撃と殺害に関与した者、並びにアメリカを法的に裁くために、法的な観点から適切なロードマップを作成する必要がある」と語っています。

イラク裁判所は今月7日、トランプ米現大統領の逮捕状を発行しました。

なお、ハシャドアルシャビのアルファイヤーズ長官も、「2人の司令官のテロ暗殺への報復は、アメリカ軍の追放である」と述べています。

ソレイマーニー司令官は昨年1月3日、イラクの政府関係者の公式な招待により同国を訪問した際、同行するアルムハンディス副司令官や他8人と共に、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆を受け、殉教しました。

米国防総省の発表によれば、この空爆の命令はトランプ現米大統領によって出されたということです。

 

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