イラク民兵組織幹部「イラン・イラク軍司令官らのテロ暗殺の報復は、米軍追放」
1月 09, 2021 19:51 Asia/Tokyo
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イラクからの米軍追放
イラク民兵組織ハシャド・アルシャビの幹部であるファレハ・アルファヤズ氏は、同組織のアブームハンディス副司令官とイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊ソレイマーニー司令官らのテロ暗殺への報復は、米軍などイラク駐留外国軍の追放である」としました。
イルナー通信によりますと、アルファヤズ氏は8日金曜、イラク南部都市バスラで開催された、アブムハンディス副司令官やソレイマーニー司令官の殉教記念日式典で演説し、テロ組織ISISに勝利した軍事作戦の司令官らのテロ暗殺という犯罪への返答は、イラクからの外国追放である」と語りました。
また、米軍追放に関するイラク議会の議決を無視してはならないと強調し、「2人の司令官を殺害した軍がイラクに存在することは受け入れられない。この穢れた犯罪を命令したトランプ米大統領は、アメリカ国民の恥辱の源となっている」としています。
ソレイマーニー司令官は昨年1月3日、イラクの政府関係者の公式な招待により同国を訪問した際、同行するアルムハンディス副司令官や他8人と共に、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆を受け、殉教しました。
米国防総省の発表によれば、この空爆の命令はトランプ現米大統領によって出されました。
この犯罪を受け、イラク議会は、同国からの米軍追放決議案を可決しました。
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