イラク議員、「米は地域荒廃のためにISIS復活を企む」
(last modified Sun, 31 Jan 2021 06:38:57 GMT )
1月 31, 2021 15:38 Asia/Tokyo
  • 在イラク米軍
    在イラク米軍

イラク議員の1人が、「米国はテロ組織ISISの復活を企んでいる」と述べています。

イルナー通信によりますと、イラク議会ファタハ連合のUday al-Shaalan議員は30日土曜、「米国は、地域を荒廃させる企みを、特にイラクにおいて止めておらず、自身が掌握するテロ組織を使い、この国で騒乱やテロを拡大させるため、勢力の浸透や新たな隙をうかがっている」としました。

そして、「米国のこの先の目標のひとつは、自らの破壊計画を続けるために、テロ組織ISISを復活させることである」と述べました。

イラクは2017年、3年間にわたるISISとの戦闘を経て、このテロ組織を打ち破ったことを宣言しました。しかし同組織の散らばった残存勢力は、未だイラク国内の一部地域で活動しています。

イラク治安軍は、テロリスト因子の存在を地域から完全に掃討するために努力を続けています。

最近になりアメリカが、シリアとイラクの国境における不審な行動の裏で、同盟関係にある地域政権の助力によりISIS再組織化を行っているという懸念が増しており、このためイラクでは、国内での米軍駐留終結を求める声が、さらに高まっています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio