国際NGOが、イエメン戦争を行うアラブ連合軍への武器売却中止を歓迎
1月 31, 2021 21:00 Asia/Tokyo
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、イエメン戦争を行うアラブ連合軍への武器売却中止
国際人権NGOのアムネスティ・インターナショナルは、イエメン戦争を行うサウジアラビア主導アラブ連合軍に対する、英米をはじめとした西側製武器の販売・輸送の中止について、歓迎を表明しました。
フランス通信によりますと、アムネスティ・インターナショナルは声明において、アラブ連合軍に対して英米をはじめとした西側諸国製の武器の販売が停止されたことを歓迎し、「西側諸国の紛争をあおる行為について、我々は何年にもわたり警告している」と強調しました。
また、「西側諸国の政府は、アラブ連合軍の武器装備や協力を続けたことで、イエメンでの戦争犯罪に加担している」としました。
アメリカ国務省のある関係者は、「米政府は、一部の米国製軍事用品について、サウジアラビアやアラブ首長国連邦への輸送と販売を、一時的に停止している」と述べています。
トランプ米前大統領は、バイデン新大統領の就任式が数日後に迫る中、アラブ首長国連邦へF-35戦闘機50機を含む230億ドル相当の武器を販売することに同意しました。
サウジアラビアは、アメリカ、アラブ首長国連邦、その他数か国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しています。
サウジアラビアとその同盟国が起こした戦闘により、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷し、何百万人もの人々が住む家を失っています。
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