イラク・エルビル国際空港にロケット弾攻撃
(last modified Tue, 16 Feb 2021 08:38:44 GMT )
2月 16, 2021 17:38 Asia/Tokyo

イラク北部・クルド人自治区の中心都市エルビルにある国際空港および、同空港内の米軍基地が15日月曜夜、ロケット弾による攻撃を受けたことを、地元筋が明らかにしました。

エルビル国際空港周辺には、3発の砲弾が命中したということです。

このロケット弾による攻撃に関して、イラクの新興組織Saraya Oliya Al-Damが犯行を認めています。

この組織は、アメリカ占領軍にはイラク国内のいずれの場所にも安全な場所はないだろう、としました。

イラクのサレハ大統領は、エルビル空港に対するこの攻撃をテロ行為だとしており、またハルブシ・イラク国会議長もこの攻撃を非難しています。

アメリカ国防総省当局者は、エルビルの基地へのロケット弾攻撃で負傷したアメリカ人の数を5人とし、さらには米国人以外の請負業者1人もこの攻撃で死亡した、としました。

イラクでは、ここ数ヶ月で米軍基地や通過中の米軍の一行が数回にわたり攻撃されています。

イラクの国民や団体組織の多くは、米テロリスト軍のイラク撤退を望んでおり、またイラク議会もイラクからの米軍の撤収追放案を可決しています。

 

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