アラブ連合の空爆により、イエメン・フダイダ県で民間人5人が死亡
(last modified Sun, 28 Feb 2021 08:16:34 GMT )
2月 28, 2021 17:16 Asia/Tokyo
  • アラブ連合の空爆
    アラブ連合の空爆

イエメンのフダイダ県南部で、サウジ主導アラブ連合の空爆により子ども1人を含む民間人5人が死亡し、また数人が負傷しました。

レバノンのアルマヤーディン・テレビが28日日曜、報じたところによりますと、サウジ主導アラブ連合の無人機数機は、フダイダ県南部を3回にわたり空爆しました。

この攻撃で、民間人の一家5人が死亡し、他に4人が負傷しました。

一方、サウジ主導アラブ連合の戦闘機はこの数時間のうちに、マアリブ県でも12回におよぶ空爆を行っています。

サアダ県でも、アラブ連合の複数の戦闘機が3回空爆を行いました。

アラブ連合はこの数日間、マアリブ県でイエメン軍が勢力を拡大しているのに合わせ、攻撃を激化させています。

サウジアラビア主導アラブ連合軍は、2015年3月から複数のアラブ諸国が集まった連合という形で、米国の支援と暗黙の了解のもと、追放されたハーディ元イエメン大統領の復権を口実に、自身の政治的目的と野心を実現するため、アラブ圏最貧国のイエメンに対して大規模な攻撃を開始しました。この攻撃の結果として、イエメンではこれまでに数千人の人々が殺害されています。

特に新型コロナウイルス大流行の最中でのサウジアラビアの軍事侵略により、アラブ圏最貧国のイエメンは、食糧と医薬品の深刻な不足に直面しています。

 

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