パレスチナ支持者らが、「世界ゴッツの日」の式典開催に向けて準備中
イスラム教徒の断食月・ラマザーン月の最終金曜日は、イランイスラム革命の創始者ホメイニー師の提唱により、占領下のパレスチナの人々との連帯をアピールする「世界ゴッツの日」に定められています。なお、ゴッツとはパレスチナ被占領地にある聖地ベイトルモガッダス・エルサレムのことを指します。
イスラム教徒をはじめとする全世界の人々は毎年この日、様々な催し物を実施して、シオニスト政権イスラエルの占領行為や犯罪を非難するとともに、抑圧されたパレスチナ国民への支持を表明します。
今年のこの記念日を目前に、パキスタンの著名人らは「パレスチナ;シオニスト占領政権との妥協への嫌悪」と題したセミナーを開催し、シオニスト政権に対抗するパレスチナ国民への支持を強調しました。
35の政党および宗教派閥から構成されているパキスタンの国民団結議会(milli yakjehti council)は、声明を発表し、パレスチナやそのほかのイスラム諸国の国民に対するイスラエルの陰謀を暴くべく、「世界ゴッツの日」の重要性を強調するとともに、この日における大々的なイベントの開催を呼びかけました。
同議会はまた、「パキスタンでは、コロナ蔓延防止のため集会やその他のイベントが制限されているが、世界ゴッツの日の集会や式典は、各都市にて衛生プロトコル厳守の上、開催される」と表明しました。
さらに、レバノンやパレスチナの聖職者、そしてレバノン国会議員の一部も、レバノンとバレスチナの国境地帯にて、聖地の住民に対するシオニストの攻撃を非難する集会を開催しています。
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