イラク民兵組織、「米軍駐留は、わが国の情勢不安の原因」
(last modified Wed, 05 May 2021 06:30:41 GMT )
May 05, 2021 15:30 Asia/Tokyo
  • イラクでの米軍駐留
    イラクでの米軍駐留

イラクとアメリカの関係者らが米軍のイラクでの任務を軍事教習と相談に制限すると発表したことを受け、イラク民兵組織・ハシャドアルシャビのFaleh al-Fayaz代表は、「米国はイラクの軍事勢力を標的にしている」と述べました。

イラクのアハドTVによりますと、ハシャドアルシャビ代表は4日火曜、「米国は、イラク軍の管理・情報面の支援、もしくは同軍を武器で装備させるといった義務を行わずに、ハシャドアルシャビをはじめとしたイラクの軍事勢力を標的にしている」と述べました。

続けて、「米軍はイラク軍の支援者ではない。彼らは支配者かつ占領者だ」としました。

さらに、「米軍の駐留が、イラク国内の情勢不安の原因である」と強調しました。

この数ヶ月間、イラクでは駐留米軍の支援物資を運ぶ移動部隊や米軍基地が、たびたび爆弾やロケット弾で攻撃されています。

イラクの国民や団体・組織のほとんどは、米テロリスト軍が同国から完全に撤退することを望んでおり、イラク議会も米軍撤退案を可決しています。

 

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。

https://twitter.com/parstodayj

https://www.instagram.com/parstodayjapanese/

http://urmedium.com/c/japaneseradio