メッセージアプリ制限で、パレスチナ人の数百の声が抹殺
(last modified Wed, 26 May 2021 08:54:06 GMT )
May 26, 2021 17:54 Asia/Tokyo
  • ワッツアップ (WhatsApp)
    ワッツアップ (WhatsApp)

シオニスト政権イスラエルによるガザでの国際メディア事務所への攻撃に続き、今度はメッセージアプリのワッツアップ (WhatsApp)に対しデジタル法に違反する措置が取られ、パレスチナ人ジャーナリストやガザ地区にいる国際ジャーナリストたちの数十のアカウントを利用停止にしました。

イルナー通信によりますと、パレスチナ人ジャーナリストらは25日火曜、利用アクセスを制限するというワッツアップの措置を批判しました。

シオニスト政権内閣側から12日間にわたった対ガザ戦争の停戦が宣言された後、フランス通信支局のジャーナリスト2人が、自身のワッツアップアカウントが利用停止になるというアラビア語のメッセージを受け取りました。ガザ地区や、聖地ベイトルモガッダス(=エルサレム)、ヨルダン川西岸のほかのジャーナリストらも、アカウントの利用停止について伝えています。

パレスチナ人ジャーナリスト団体の副代表は、「これまでに約100のガザ地区にいるジャーナリストのアカウントが制限された」と指摘しました。

パレスチナ人メディア活動家団体も、ガザ地区への攻撃におけるイスラエルの犯罪を公表する上で重要な役割を果たしたジャーナリストやSNS活動家に対するこの制限措置を非難しています。

シオニスト政権イスラエルは、ガザ地区を攻撃した12日間戦争において、国際法に違反する形で、自らの犯罪が報道されることを防ぐべく、同地区内にあるAP通信やカタール国営衛星通信アルジャジーラなどのメディアが入居するビルを空爆し、出版物の自由に対しての明白な攻撃を行いました。

抑圧されたパレスチナの人々に対するイスラエルの犯罪的攻撃は、今月10日から始まりました。ガザ地区ではこのシオニスト政権の犯罪行為により、子ども66人を含む253人が殉教しました。

 

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