クウェートでイエメン和平協議が再開
(last modified Sat, 07 May 2016 13:15:48 GMT )
May 07, 2016 22:15 Asia/Tokyo
  • クウェートでイエメン和平協議が再開

イエメンの和平協議が、国連の監視の下、再度クウェートで再開されました。

スカイニュースによりますと、イエメン(フーシ派とその同盟者を中心とするイエメンの合法政府)とサウジアラビア(サウジアラビアが支援するハーディ前大統領派)は、7日土曜、クウェートで、国連の監視の下、イエメンの和平協議を再開しました。

この協議の中で、治安、政治、囚人問題という三つの委員会が会議を開催しました。

クウェートでの和平協議では、武装解除、都市からの軍隊の撤収、政府の施設の返還、政治囚の釈放、政治的な作戦の再開の5つの項目について話し合いが行われています。

イエメンの使節団のメンバーはこの協議で、サウジアラビアに対し、停戦を遵守し、イエメンの各地、とくに住宅地を爆撃しないよう求めました。

イエメンの和平協議は、4月21日から、同国での戦争を終わらせる目的で、国連の監視の下、クウェートで始まりましたが、サウジアラビアの妨害継続により、物別れに終わり、中断されていました。