トルコで「海の鼻水」が大量発生、環境の危機に
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トルコに面するマルマラ海で、藻類が生み出す「海の鼻水」と呼ばれる粘液が大量発生し、当局や専門家が危機感を募らせています。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 13, 2021 22:25 Asia/Tokyo

トルコに面するマルマラ海で、藻類が生み出す「海の鼻水」と呼ばれる粘液が大量発生し、当局や専門家が危機感を募らせています。

IRIB通信がトルコ・アンカラから伝えたところによりますと、これは粘液による世界最大の環境危機とされ、マルマラ海沿岸で発生した後、その脅威は黒海エーゲ海にまで及び、場合によっては沖合にまで広がっています。

この報道ではまた、トルコ政府の怠慢、十分な処理施設の欠如、廃棄物と下水の海への直接排出、さらには気候変動などの理由が重なって、現在、被害をコントロールすべく、官民一体となって環境関係者が動員される段階に達しているということです。

状況が非常に悪化していることから、トルコ政府がマルマラ海を保護区に指定し、環境災害との戦いを始めざるを得ない段階にまで達していることをうけ、アンカラ大学の教授らが、この環境危機について政府に警告しています。

トルコのエルドアン大統領はこの環境危機の脅威がおよぶ範囲に関して、この問題が黒海に広がった場合、問題がさらに拡大することを懸念している、とコメントしました。

この報道によりますと、今回の環境災害は、水生生物に深刻な脅威をもたらすだけでなく、同国イスタンブールやその他海岸沿い都市の漁師や職人組合、また国全体の観光産業に対して多くの生計上の問題を引き起こしているということです。

 

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