イスラエル刑務所内でパレスチナ人4人がハンスト開始
7月 15, 2021 19:56 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルにより裁判などの過程を経ずに行政拘禁されて刑務所にいるパレスチナ人4人が、ハンガーストライキを開始しました。
非政府組織「パレスチナ囚人クラブ」は、15日木曜に発表した声明において、アルハリール(ヘブロン)市出身のパレスチナ人男性が、自身の行政拘禁に抗議して3日前からハンガーストライキを開始しました。
昨年4月に逮捕された、入植地建設に反対する法的活動を行うこの男性には、これまでに5回にわたり行政拘禁命令が出されています。
また、アルハリール県バニーナイーム出身の別の男性収容者も同様に、3日前からハンガーストライキを開始しています。
この記事によれば、さらに昨年10月に逮捕された別のトゥルカルム出身の男性も、13日火曜から抗議のために食事を採っていません。
一方、昨年9月22日から行政拘禁されているラマッラ県スィルワード出身の男性1人も、抗議のために食事を採ることを止めています。
この男性には、6ヵ月間の行政拘禁の指示が2回出されていますが、それ以前にもイスラエルの刑務所で9年間を過ごしており、釈放からわずか1年3か月後に、再びシオニスト政権により逮捕されています。
シオニスト政権の刑務所には、現在も4700人のパレスチナ人が収監されており、このうち250人は未成年、47人は女性となっています。
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