アムネスティ、「バーレーンは人権を侵害」
(last modified Sun, 18 Jul 2021 16:18:30 GMT )
7月 19, 2021 01:18 Asia/Tokyo
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アムネスティ・インターナショナルは報告書を公表し、バーレーンが人権を侵害しているとしました。

アムネスティ・インターナショナルは18日日曜、報告書の中で、「バーレーンで収監中の政治活動家ハサン・ムシャイマ氏は、過去の拘禁期間を除いても3730日、刑務所の中で過ごしており、世界でも最も長く収監されている政治犯のひとりである」と記しています。

73歳のムシャイマ氏は、2011年に起きた自由を求めるデモに参加したとして禁固刑となり、今もなお収監中です。同氏はバーレーンの反政府派指導者のひとりであり、同国において人権擁護のために活動する最も抜きんでた人物のひとりでもあります。

バーレーン当局は、ムシャイマ氏を1995年にも平和的な抗議活動に参加したとして逮捕しています。これが同氏の政治・人権活動の原点となり、その後再び逮捕され、5年間服役しました。

ムシャイマ氏は2002年よりシーア派系政治団体「アル・ウィファーク」代表を務め、2005年には政治運動「アルハック」代表として、バーレーンにおける政治的自由と人権擁護を求めました。

バーレーンは2011年2月14日から、ハリーファ王家による支配に反対する民衆革命の最中にあります。革命において人々は、自由や正義の確立、差別の解消、民主的体制の実現を求めています。

 

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