オマーンと国連が、イエメンの停戦成立に向け努力
9月 20, 2021 16:32 Asia/Tokyo
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オマーンのバドル外相とグランドバーグ・イエメン担当新国連特使
オマーンのバドル外相とグランドバーグ・イエメン担当新国連特使がイエメンでの恒久的な停戦方法について協議しました。
バドル外相とグランドバーグ国連特使は19日日曜、オマーンの首都マスカットで会談し、人道支援物資の移送、政治的プロセスへの突入、国家の再建、国民団結、安定や治安の確立というイエメン国民の要求の実現方法を検討しました。
先日サウジアラビアを訪問していたグランドバーグ特使は、イエメン旧政権のハーディ大統領、副大統領、議会議長、外相などと個別に会談し、17日金曜、サウジ訪問を終えました。
サウジアラビアは、アメリカやUAEアラブ首長国連邦、その他数か国の支援を得て、2015年3月からイエメンへの軍事侵攻を開始し、同国を全面的に封鎖しました。
サウジアラビアとその同盟国が起こした戦闘により、イエメンではこれまでに1万6000人以上が死亡、数万人が負傷し、数百万人もの人々が住む家を失っています。
サウジアラビアの軍事攻撃により、アラブ圏最貧国とされるイエメンは食料や医薬品の深刻な不足に陥っています。
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