サウジ軍の戦闘機が、再度イエメン各地を大規模に攻撃
2月 15, 2022 19:31 Asia/Tokyo
各メディアは、サウジアラビア主導アラブ連合軍の戦闘機が、再度、イエメン各地を攻撃したと報じています。
イエメンのアルマシラーテレビによりますと、サウジ軍の戦闘機は15日火曜未明、イエメンの首都サヌアの住宅地や同国南部タイズ州を爆撃しました。
こうした中、イエメン軍のヤフヤー・アルサリーウ報道官は14日月曜、イエメン軍が民間施設を軍事目的のために利用しているとするアラブ連合軍の主張は根拠がなく、この主張は民間施設への攻撃を正当化する目的で行われている、としています。
サウジアラビアは、2015年3月からアメリカの支持を得て、アラブ首長国連邦など複数のアラブ諸国と共にイエメンを攻撃し、全面的に封鎖しています。
この攻撃により、イエメン人数万人が死傷したほか、およそ400万人が難民となっています。
この攻撃でさらに、イエメンは食糧や医薬品の深刻な不足に直面しています。