国連、「イエメンがこれまでにない飢餓の危機に」
(last modified Wed, 16 Mar 2022 07:59:58 GMT )
3月 16, 2022 16:59 Asia/Tokyo

国連傘下の3つの国際機関が、「イエメンはサウジアラビア主導アラブ連合軍の攻撃により、これまでにない大規模な飢餓の危機に直面している」と警告しました。

ファールス通信によりますと、WFP・世界食糧計画、FAO・国連食糧農業機関、ユニセフ・国連児童基金の3つの国際機関は15日火曜、イエメンでアラブ連合郡の攻撃のために起きている、これまでにない大規模な飢餓の危機について警告するとともに、「イエメンでは1740万人以上が緊急の食糧支援を必要としており、さらに様々なレベルでさらに多くの人々が飢餓に陥いるだろう」としました。

WFP、FAO、ユニセフは、これらの攻撃によりイエメンの状況が2022年末までに以前より悪化し、必要最低限の食糧も確保できない人々の数は1900万人に達すると予想しています。

サウジアラビアは米国、UAEアラブ首長国連邦、その他のいくつかの国の支援を受けて2015年3月以来、イエメンへの軍事侵攻と陸、海、空からの全面封鎖を開始しました。

この攻撃により、これまでに数十万人を超えるイエメン人が死傷、また数百万人が難民となっています。

 


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