イエメン軍が、サウジ・アラムコ施設を攻撃・全焼

メディア筋は、サウジアラビア･ジッダにある石油施設がイエメン軍の攻撃により、火災に巻き込まれ、全焼したと伝えました。

イエメン軍および人民委員会は25日金曜、サウジアラビア主導のアラブ連合軍による対イエメン犯罪への報復として、ジッダにあるサウジ・アラムコ石油施設を攻撃しました。

消息筋は26日土曜、レバノンのアルマヤーディン・テレビに対し、アラムコ施設が前例のない大規模な火災により全焼したとする報道を入手している、としました。

また、サウジの発電所も、イエメン軍の作戦により稼動を停止している、とされています。

今回のイエメン軍の攻撃を受け、世界市場での原油価格が高騰しています。

イエメン軍は、同国の封鎖が解除されない限り、サウジへの攻撃を継続する、としています。

サウジアラビアとその同盟国によるイエメンへの攻撃により、これまでにイエメン人数十万人が死傷したほか、400万人も住む家を失い、難民化となっています。

サウジ軍の軍事侵略により、イエメンはインフラの85%以上が破壊され、食料、医薬品の深刻な不足に遭遇しています。

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