ハマス政治局長、「ゴッツ問題は協議で解決できない」
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パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスのハニヤ政治局長が、「新しい抵抗の波は、パレスチナの聖地ゴッツ(=ベイトルモガッダス・エルサレムの別名)やアクサーモスク、パレスチナ人帰還の権利、捕虜の解放といった問題が、協議のテーブルで解決できるようなものではないことを示している」と述べました。
イルナー通信によりますと、ハニヤ局長は26日火曜夜に行った演説で、ヨルダン川西岸や占領地でパレスチナ人が行う報復作戦に言及し、「これらの作戦には、重要なポイントがある。その最たるものが、自由、難民帰還、アクサーモスクでの礼拝に向けた戦略に我らの国民が選んだ、抵抗という選択肢である」と述べました。
続けて、占領者たるシオニスト政権イスラエルが、諸国との関係正常化によってその存在やパレスチナの理想破壊という計画を合法化しようとしていることに触れ、「この政権は、世界がロシア・ウクライナ戦争に気を取られていることを利用し、聖地とアクサーモスクで自身の計画を実行に移そうとしている」と指摘しました。
そのうえで、アクサーモスクでの衝突は、パレスチナ人を制御しようというあらゆる企みの失敗を裏付けていることに触れ、「起こった出来事は、シオニスト政権がヨルダン川西岸のパレスチナ人を従順化できなかったことを証明している」としました。
また、「安全と安定は、パレスチナの人々が領土、祖国、アクサーモスク、聖地を掌握するという自身の権利を完全に享受できない限り、地域に存在することはない」と強調しました。
そして、「人々や我々の共同体が、アクサーモスクの歴史的および法的な状況のいかなる改変も受け入れられないこと、さらに、我々がユダヤ化、分断化、入植地建設といった計画を打ち負かすことを、全ての関係勢力は知らされている」と述べました。

